- 「いつか着れるかも」と思って何年も収納スペースを陣取っている服がある
- 使いやすい服は、多少傷んでも処分せずに着ている
- なんか古臭く感じるけど、もったいないから手放せない
トレンドや好み、ライフスタイルが変化すると、どんなに気に入っていた服もしっくりこなくなる日が必ずやってきます。そのまま放っておいた結果、服はたくさんあるのに着たい服がない!なんてケースは非常に多いです
こんにちは、りょうこ(@rikonaoyako)です
わたしは職業「ファッションWEBライター」 洋服に関する記事を書くことで得たお金だけで生活しています【骨格診断アドバイザー取得】
販売員としてアパレル業界に関わり始めてから早10年。しかしその10年の間、何度もトライ&エラーを繰り返し、たくさん遠回りをしてきました▷プロフィール
そこでこの記事では、タンスの肥しを見極めオシャレで使いやすい理想のワードローブをつくれるよう、今すぐ捨てるべき服の条件を2つお話します
この記事を読めば「今の自分に相応しい服だけが揃ったワードローブの作り方」が全てわかります。センスの良いコーディネートの土台となる基本のアイテムもあわせてご紹介
新鮮なクローゼットで自分らしいファッションを楽しみましょう♪
今回の記事はこちらの本を参考にしています
「予約の取れないスタイリスト」として人気の、パーソナルスタイリスト山本あきこさんの書籍♡
服が多くて困っている女性に一度は読んでほしい、大人女性のファッションバイブル的な一冊です
捨てる服を選ぶ前に買いグセをチェック
さて、断捨離するぞー!と意気込む前に、まずは服を一度床に出して並べましょう。
なぜなら、同じような形の服をたくさん持っていないかという自分の「買いグセ」を知るためです
同じようなアイテムばかり持っていても、なかなかコーディネートは決まりません
料理で例えると、カレーを作るなら人参だけでは完成しないですよね。じゃがいもやお肉、カレールーが入って初めておいしいカレーが完成します
洋服も同じで、柄物ばかり、ベージュの服ばかりではセンスの良いコーディネートは楽しめません
そーゆーの着てるよね?ってツッコんでくれる友人となら、新たなファッションの冒険ができるかも♡
捨てる服の条件は2つ「3年着ていない服」「傷んでいる服」
ここからは捨てる服を選ぶ条件を2つお話します
ひとつは、3年間着なかった服
もうひとつは、傷んでいる服
洗っても取れない汚れがあったり、毛玉ができていたり、素材が傷んできたのものは捨てましょう
わたしを含め、クローゼットは着ない服で溢れかえっている女性がたくさんいます
本屋さんに行くと、断捨離やミニマリストなど、服を減らすためのハウツー本が多く並んでいるのも納得ですね
それでは、さっそく捨てる服を選んでいきましょう
3年着なかったら捨てる服
あなたのクローゼットにありませんか?ここ3年は着ていないアイテムたち
「いつか着るかも」と思って貴重な収納スペースを陣取っている服があるのであれば、思い切って処分してしまいましょう
どんなに気に入って買った高級な服でも、トレンドが移り変わってデザインが古臭く感じられるようになったり、好みや生活環境が変わって着たいと思えなくなる、なんてことも当然起こります
数年前の3万円のカシミアセーターよりは、新しい今年のUNIQLOのセーターを着ているほうが、よっぽどおしゃれに見えますよ!山本あきこ
傷んだ服は買い換える
少し毛玉ができているけど、このくらいならまぁいいか!と、傷んだ服をそのまま着ていませんか?
傷んだ服をそのまま着ていると生活感が出てしまい、全体がみすぼらしく見える恐れも……
それだけ傷んだということは、たくさん着たという証拠!あなたが使いやすい、似合う服だということです
色褪せや形崩れによる使用感が目立つ服は手放し、同じような服をもう一度買うのもいいでしょう
その服が似合う理由・使いやすいと感じる理由を知り、その特徴をコーディネートの軸にする!
たったそれだけで、オシャレに見えるコーディネートは簡単につくれます
似合う服の特徴をもっと知りたい人はこちらをどうぞ
まだ使える服はリサイクルやフリマアプリに売りに出すと、少しお金になりますね。着なくなった服を罪悪感なく処分する方法は、こちらのサイトが参考になります。
出典:ミツモアMedia
服を捨てたらコーディネートの土台をつくろう
不要な服を処分したら、次はコーディネートの土台となるアイテムを揃えましょう
コーディネートの土台ってなんだ?!と感じる人が多いと思います
ここでいう土台とは、シンプルでプレーンなもの、つまり「普通の服」を指します
普通の服って地味になりそう!と思われがちですが、「普通の服」同士だとコーディネートでケンカをすることがありません
さらにどれを持ってきても合わせやすいメリットも♡
お客さまにスタイリングをしていく中で、わたしがよく思うのが、「自分の持っているアイテムが、すべての土台」だということです
センスのいいコーディネートとって一番必要なのは、本当は「センス」ではなく、まずアイテムです。 山本あきこ
土台となる服があるから「センスがいい」と思われるコーディネートをつくれる!
反対に、服はたくさん持っていても、土台となる服がないとなんだか野暮ったい印象になるということです
本書では「普通の服ってどんな服?」「普通の服が意外と売っていない」というお客さまの声に答え、UNIQLOやGUなど手が届きやすいブランドをメインに、21アイテムを紹介しています
さっそくご自分のワードローブと比べてみましょう!
【21アイテム】持つべき普通の服
トップス | ボトム | 羽織り+ワンピース |
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本書では、「普通の服」の具体例や、アイテムを使ったコーディネートも一緒に紹介されています
そこで持つべきアイテムのひとつ、シャツワンピースを使って実際に組み合わせてみました
シャツワンピースは、そのまま着ない!山本あきこ
えぇ!? 一枚でコーディネートが完成するワンピースを、なぜそのまま着てはいけないの? と疑問に思う人は多いはず
シャツワンピースをそのまま着てはいけない理由はただ一つ、「手抜き」に見せないため
反対に「きちんとコーディネートしてる感じ」を出すと、センスの良さにつながるのです
一見むずかしく感じますが、本書には具体的な着こなし方までしっかり書かれているので失敗しませんよ
【シャツワンピース】4つのコーディネートポイント
シャツワンピースをセンスよく見せるコーディネートのポイントは以下の4つです
- 上から3つボタンをあけ、4番目から3つボタンをとめる
- 中に着るボトムの丈はシャツワンピースと同じか、それより長いもの
- ボリュームのないボトム
- 袖をくしゅっとたくしあげて手首を見せる
シンプルな着こなしの中に、ちゃんとコーディネートしてる感じが出てると思います
ちなみにわたし、普段はドカジュアルなコーディネートが多いのですが……
女性らしさやスタイルアップを叶えたいなら、山本あきこさん流のコーディネートがベストだと感じました
40代・50代を迎えたとき、ファッション迷子にならないよう
知識として蓄えておくことが大切です
あなたが捨てるべき服がわかる!たった2つの条件【まとめ】
今回は「あなたが捨てるべき服がわかる!たった2つの条件・理想のワードローブの作り方」を書きました
捨てる服の条件は以下のふたつ
- 3年着ていない服
- 傷んでいる服
傷むほど着たということは「自分が使いやすい・似合う服」という証拠
お気に入りポイントは「色?形?それとも素材?」
捨てる前によ〜くチェックして、買い替えの参考にしましょう
収納スペースが増えたら、ファッションの土台となるアイテムを揃えましょう
基本はUNIQLOやGUで手に入る、シンプルでプレーンな「普通の服」を選ぶのがベスト!
毎朝組み合わせに悩まないのに、センスよく見られる♡ 理想のワードローブをつくれますよ
具体的な服の選び方やコーディネートは本書に詳しく買いてあるので、よかったらチェックしてみてください
今日のにゃんメモ
- 捨てるべき服の条件は、「3年以上着ていない・傷んでいる」
- 今ある服を並べて、自分の買いグセを知ると、服を買ってからの後悔を減らせる
- 傷むほど着た服は自分に似合う服という証拠!
- 同じような新しい服に買い替えるだけでオシャレ度が増す
- 意外と持っていない人が多い「普通の服」
- 普通の服がないと、組み合わせに迷い大変
使いやすいクローゼットを作ったら、次は自分の身体の特徴を調べましょう!
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骨格診断とかはいいから、着こなし方を知りたい人は 全5回 基本の着こなし方① をご覧ください
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